医師が美容外科クリニックに転職する3つのルート
美容外科クリニックに転職するルートとしては、大きく3つあります。
1)紹介
2)求人へ直接応募
3)エージェントを利用
横のつながりが強いのは美容医療業界も同じ。
特に小規模な美容外科クリニックの場合、紹介によって医師を採用するケースが多いです。
コネがない場合はクリニックの採用ページから直接応募するか、医師専門の転職エージェントを利用することになります。
美容外科クリニックへの転職時期とは?
働きながら転職活動をおこなう医師からよく受ける質問の1つが、「いつから転職活動をはじめるべきか」ということ。
美容外科・美容皮膚科クリニックもメインの入職時期は4月ですが、いくつか知っておくべきことがあります。
4月入職を目指すなら夏前に動こう
医師の入退職は年度区切りが一般的。
3月末の退職を見込んで、9月〜10月頃から転職活動をはじめようと思っている方もいるのではないでしょうか?
でもちょっと待って。
ここ数年、美容クリニックへの転職を希望する医師が増えていることから、7〜8月には翌年4月入職の採用枠が埋まってしまうという現象が起きています。
美容外科クリニックの場合、通年採用ながら7割程度は4月入職です。
秋ごろから動き始めた場合は、枠の多い4月入職の機会を失ってしまう可能性があるのです。
美容外科へ興味を持った段階で、すぐに動き出すことをおすすめします。
メリットが大きい12月か1月入職もおすすめ
現在の職場との調整が可能ならば、春休みに入る2〜3月を見据えた入職がおすすめ。
具体的には、前年の12月もしくは1月です。
理由は症例数を多く経験できるから。
美容外科医は症例をこなすことでスキルアップしていきます。
その症例がたくさんあり、かつライバルでもある同期が少ないのが12月もしくは1月入職なのです。
二重手術など、いわゆるダウンタイムが発生する施術は長期休暇に需要が急増します。
さらに進学や就職など、新生活直前の年末〜3月はまさに繁忙期。
4月になると患者数も落ち着き、次のピークはゴールデンウィークになります。
さらに、4月入職の同期がたくさんいるため担当できる症例が少なくなってしまうのです。
同時期に入職する医師に先んじて経験を積むためにも、12月、1月入職はアリな選択です。
美容外科クリニックの医師採用選考の流れ
美容外科クリニックの採用では、書類選考に通過した候補者に対して個別面接を1度おこなうのが一般的です。
院内見学会や、先輩医師との面談をセッティングするクリニックもあるため、機会を活用してみてください。
面接でチェックされるのはコミュニケーション能力
美容外科の場合、患者さんは具体的な要望や悩みを持っているケースがほとんどです。
医師は患者さんの気持ちに寄り添った上で、希望を実現するための提案をおこなう必要があります。
患者さんと良好な関係を築くためには、傾聴力や質問力などのコミュニケーション能力が不可欠です。
そのため、面接でもあなたがきちんとコミュニケーションを取れるかチェックされます。
志望動機や美容外科でのキャリアプランを準備することはもちろん必要です。
それに加えて、
・相手の目を見て話す
・伝わるように話す
など、基本的なコミュニケーションについて改善すべき点はないか振り返ってみてください。
まとめ
多忙な日々を送る医師のみなさんが、転職活動に費やせる時間は多くないでしょう。
美容外科クリニックの採用の流れ、必要な準備を把握し効率的な転職活動をおこなうには、専門知識を持つエージェントの活用もおすすめです。
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