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IFAとは

医師の資産運用はIFAにおまかせ!第三者の視点でアドバイス

資産運用したいと思っているけど、忙しくて時間がない。誰に相談すればいいかわからない。そんな理由から、貯金として眠らせてしまっている方も少なくないのでは?そんな医師の強い味方が資産運用の専門家「IFA」です。今回はIFAとはどんな役割を担うのか解説し、自分に合ったIFAの選び方をご紹介します。

IFAは独立した資産運用の専門家

IFAはIndependent Financial Advisorの略で、日本では「独立系ファイナンシャルアドバイザー」を指します。特定の銀行・証券・保険会社に所属せず、有価証券(上場株式、投信、債券等)の売買の媒介(仲介)をおこなうう、証券外務員資格を有する者です。

日本でIFAが誕生したのは2004年4月。販売チャネルの多様化を目的に、金融商品仲介業(当初は証券仲介業)制度が導入されたのがはじまりです。既存の金融機関以外の独立した立場から、顧客に資産運用の提案ができるようになりました。

米国では、約30年前からIFAが普及し始めました。現在では証券会社の営業員の数と同数となり、30万人に達しています。

日本ではまだ4000人程度となりますが、人数は増加傾向にあります。

IFAを資産運用のパートナーにするメリット

IFAは証券会社などの金融機関と比較し、多忙な医師と相性がいい資産運用の専門家です。
具体的にメリットをみていきましょう。

1.大手金融機関よりも顧客目線で提案が可能

大手金融機関も資産運用のアドバイスをしてくれますが、顧客よりも自社の利益を優先した提案が多くなります

一般的に金融機関は大手であればあるほど、事業を継続するために多くの費用がかかっています。業務上必要なシステムへの投資や、店舗を維持するための人員確保などのコストを必要とするからです。

そのため、「顧客のために」といった観点はあるものの、「企業を維持するために」どうしても自社の利益を優先した販売方針が見られ、顧客のメリットよりもノルマを優先させるケースも出てきます。

一方、IFAの使うシステムは、提携する金融機関が維持しています。そのため、低コストでの経営が可能になり、維持費が低い分、顧客に寄り添った提案を実現しやすいのです。

2.ノルマのない運用提案

IFAは、特定の金融機関に所属しない独立した立場で提案をおこないます。有価証券の売買の媒介(仲介)において自社商品を販売するしがらみがありません。
そのため、自社商品を優先して販売するなど顧客との利益相反が生じないのです。また、金融機関のように営業員に高い営業ノルマを課す必要性がないため、顧客を優先した提案が可能です。

3.中長期的な資産運用のパートナーとして頼れる

IFAは会社都合の人事異動・転勤がなく、顧客と長期にわたる接点継続が可能です。私自身も、証券会社・銀行に勤めている間、およそ3〜5年に一度の転勤がありました。

転勤の頻度は会社の方針にもよりますが、人事ローテーションの観点から、一定期間で人事異動があるのが一般的です。もちろん、転勤後はそれまで担当していた顧客と接点を持つ事は原則不可となります。

それに対しIFAは人事異動・転勤がないためより中長期的に資産運用のパートナーとなることが可能なのです。

IFAを利用するデメリット

大手金融機関とIFAのどちらを選ぶか判断するためには、IFAのデメリットも知る必要があります。

1.著名アナリストを有する大手金融機関

大手金融機関には著名アナリストが所属しています。

IFAは、特定の金融機関に所属しない独立した立場であるがゆえ、大手金融機関が有する著名アナリストの分析・見解を基に、投資の助言をおこなうことができません。

しかし、情報社会となった現代では、アナリストの分析・見解は公表されているものも数多くあります
よって顧客にとって大きな問題点ではないと捉える見方もあります。

2.投資できない商品がある

募集商品(IPO ※1、募集債券 ※2)については、大手証券会社が引き受けるシェアが高いため、購入できない可能性があります。
ただし、募集後の流通市場において投資することは可能となります。

※1 新規公開株式の募集
※2 事業会社等が発行する債券等の募集

医師にIFAを薦めたい理由

開業医に関しては個人差がありますが、勤務医の約4割は週間労働時間が80時間以上であるとされています。金融機関がノルマを達成するために絶えず運用提案を行なってしまうと、医師本人の本業の妨げになってしまいます

ましてや、時間の創出が難しい医者が、専門家の投資助言を受けずに、医師本人の判断に基づきネット証券で取引するのも大変リスクがあります

医師が本業と資産運用を両立させる重要なポイントは、本業の妨げにならずに、ストレスなく資産運用できるかどうかです。

IFAが資産運用のパートナーになった場合、金融機関のようなノルマに基づく運用提案を受けることがなく、中長期目線でアドバイスをもらうことが可能となります。
金融機関に依頼したり自身の判断に基づいて運用するよりも、ストレスなく資産運用できると考えられるのです。

どのように信頼できるIFAを見付けるか

米国や英国の規模と比較するとまだ多いとは言えませんが、日本には現在約4,000人のIFAがいます。

そのIFAの中から、信頼できる資産運用のパートナーを見付けるには、様々なセミナーに参加したり、インターネットでIFA事業者を検索するのがおすすめです。

現在は、医者をはじめ多忙な職業の方々が参加しやすいwebセミナーの開催も増えています。

資産運用のパートナーにはIFAがおすすめ

IFAは独立した立場のファイナンシャルアドバイザーなので、要望にマッチした提案を受けることが可能です。また、転勤リスクもないため、中長期でお金の相談ができます。

多忙な医師の資産運用は、信頼できるパートナーを見付けることが重要です。

本業に専念でき、ストレスのない資産運用を実現するためにIFAの活用を検討してみませんか?

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