吉岡容子先生の日常を覗き見!
自宅を建てた際に、「くつろがないからソファはいらない」と言ったという吉岡さん。
じっとしているのは性に合わない。
「朝は5時に起きて、夕飯の下ごしらえなど家事をこなしたら仕事や勉強をします。最近は講演会の依頼が多いので、その準備や勉強です」
診察は朝9時からだが、その前に駅まで娘を送り届け、2匹の愛犬の散歩もこなす。診療時間は夕方6時までで残業はないものの、往診や健康診断、学校医などの仕事に出る日もあり、昼休みが取れないことも少なくない。
「娘は学校の後、病院に帰ってくるので、一緒に夕飯の買い物をしてから帰宅します。家に帰ったら家事や、娘の勉強をみたり。自分の時間ができてもゆっくりはしていないのですね。勉強や仕事などしています」
ゆったりする時間はほとんどない生活だが、そもそもゆったりすることが苦手なのだという。
趣味は大学から取り組んでいる乗馬。山登りなどアウトドアは家族で楽しむ。
「上高地とかよく行きますよ。奥穂高の方まで行って、テント泊もしたり。娘は虫が好きみたいで、夫と一緒に昆虫採集をして楽しんでいました」
娘の教育方針は、関心を持ったことをすぐに体験させてあげること。親は子どもが何に興味を持ったか、察知するのが仕事だと言う。「パンってどうやって作るのかな?」と聞かれたら、一緒に作ったり、すぐに工場見学に連れて行くフットワークの軽さがある。クリエイティブな方面に関心が高いという娘さん。最近は父と娘でピアノを習いはじめたという。夫は多忙な中でも、子どもと同じ目線で遊んだり、学んだりしてくれる。
「実母が教育熱心だったこともあり、私は勉強をしっかりするタイプの育ち方をしました。でも、勉強だけやっていればうまくいくなんてことはないんですよね。自分のお友達を見ていると、なにか達成感を得たことがある人は幹がしっかりしていて強いと感じています。だから娘にも、自分の関心を伸ばして大木を目指して欲しいです」
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